からす36
...ワカ
...
美しい表現だった
...
ありがとう...
...
ステキなパフォーマンスを
...トリミ...
ん?
なんかオレ...
...
...何かが吹っ切れた感覚だ
...
よく分からないけど...
...
...こんな体験したら
...
どんな経験も怖くない
ワカ...
...あなただからだ
...
こうしたことを見せられるのは
...
ありがとう...ホント
...こちらこそ
うん...
それじゃあ少し休も...きゃっ!
...
ワカ...
...トリミ
...
いまオレはオトコとして...
...
プライドをズタズタにされている
...
ゆるさねぇ
...
オトコにこんなマネさせて
...
...そうだな
...
あなたが一番好みなスタイルとしようか
...スタイル?
蜜が絶え間なく溢れ続けているあなたの神聖な地をデッサンする
...
あなたが自身をねだっても...
...
応じない
...
デッサンが完成するまでは
ワカ...それは
...ん?どうかしたか?
えっ...
...トリミ
...
...マニアトノガタたちは観たいそうだ
...
あなたが焦れるところを
...
さぁ【Atelier wacca】美しい花を愛でるデッサンワークショップのスタートだ
∞
どうして?
...
何でこんなことに...
...
今度こそ二人でよろこび合おうとスタンバイしていたのに
...
今までに無いくらいあなたはわたしを焦らしてくる
...
アトリエから持ってきたスケッチブックと鉛筆を取り出し...
...
間近でわたしの花をデッサンする
...
あなたは真剣にデッサンするも...
...
"繊細で美しい花は視線だけでより美しくなる...だから触れずに愛でる"
...
などとサディスティックな言葉の数々を投げかけ続けている
...
そんなあなたに苛立ちを覚えていた矢先...
...
突如わたしの身体が変化し始めた
...
それはあなたとひとつになっているような熱い感覚
...
タッチングもインサートもしていないのに
...
半ば屈辱ともいえる反応に...
...
わたしは敢えて無視をした
...
すると疼きの感覚は益々強くなり...
...
わたしはよろこびを発散させたいと両手をその地へ伸ばそうとした瞬間
...
あなたはデッサンをやめ...
...
わたしの両手を押さえた
...
"おねがいだから離して"と懇願するも...
...
優しくも力強いあなたの両手になす術が無く...
...
"このまま視線だけでパフォーマンスさせてやる...これもテクの一つだ"
...
そう言ったあなたの表情は真剣そのもの
...
わたしは諦め両手の力を緩めると...
...
あなたも押さえ込んでいた力を緩め...
...
そっと両手を離した
...
間近で感じるあなたの熱い視線と吐息...
...
わたしの花は一氣によろこびへと突き進む
...
そして限界を迎えると...
...
あなたは"ブラーヴァ"と囁いたあと...
...
微細に揺れている花へそっと口づけた
...
ワカ...
...
互いにサディスティックそしてマゾヒスティックだったんだね