ためす
...おっ!来ていたんだな
...
今日はバスで来たのか?
...
今ちょうどガラス作品が完成したところなんだ
...
理想通りのグラスが出来たよ
...
後は冷却して整えてクライアントに...
...
おっ!そうだ
...
晩御飯...一緒に食べようか?
...
仕事も一区切り付いたことだし...
...
...ん?
...
どうした?
...別れてください
...
わたし...もうあなたとは付き合えません
...
じゃあこれで...
...ちょっと待てよ
...
突然どうした?
...
何か...あったのか?
...
うーん...
...
黙っていちゃあ分からねぇ
...イヤ
ん?
何も...
...じゃあ何で
...
そんなこと言うんだ?
...
一体どうしたんだ?
...
何も無いのに別れてくださいは...
...
納得できねぇ
...あの
ん?
ごめんなさい...
...ごめんなさいと言うことは
...
他に好きなヤツ...出来たのか?
ううん...違う
...
けど...
...
あなたとは...もう付き合えない
...分からねぇな
...
何だよ...ホントに
...すみません
...そういうことじゃなくて
...
ハッキリ教えてくれよ?
...その
うん...
わたし...
...
バスの時間があるから...これで失礼します
...
それじゃあ...あっ!
...
離して...
...
わたし帰らないと...
...
痛いよ...壁に押し付けないで
もう一度聴く...何があった?
だから何も...あっ!
...
...
...理由を教えてくれるまで
...
かえさねえ
だから何も...うっ...
...
...
...これでも教えてくれねぇんだな
...
...分かった
あっ!
...
玄関の鍵...
...
そして電氣も...
...
あっ!腕痛い!
...
離して!
...
...痛っ!
...
どうして...
...後悔させてやる
...
別れると言った言葉を
...
やめてって言ってもオレの限界来るまでやめねぇからな!
∞
あぁ...やっぱりダメだった
...
あなたと別れるなんて
...
そんな事は絶対に無理
...
だって身体がそう言っている
...
ううん...身体だけじゃない
...
心も身体もあなたの全てを望んでいる...
∞
どうしてだよ?
...
まるで自身を試すかのような素振りを取り
...
そして思いもよらない
...
自身も知らない自身が
...
眼の前に現れる
...
もう誰にも止められない
∞
...やっぱりしあわせ...
...
あなたと...こうして
...
ひとつになる
...
オンナでホントに良かった...
...オレを...
ん?
...試したのか?
ううん...あなたを試したんじゃない
...
わたしの中に居るオンナが"わたしを試したい"と言って来た
...
"別れる氣なんて無いのに別れることが出来るのか"と...
...
わたしは"そんな事をしても無駄"と窘めた
...
"でも一度だけで良いから試してみたいの"という声が聴こえた
...
それを聴いた瞬間...
...
"一度くらいなら良いかな"って...
...
氣が付いたら...あなたのアトリエに居た
...
ホントに...ウソついてごめんなさい
...してやられたな
...
だけど...
...
オレも詫びる
えっ?
あなたの...そのウソ
...
氣付いていた
...
だけど"そうしてほしい"という氣持ち...
...
それは本当なんだと伝わった
...
そしてあなたという繊細で美しいグラスを...
...
この手で粉々にする
...
過去にヤンチャもして来たけれど...
...
オンナにこんなマネしたのは...
...
あなたが初めてだ
...
悪いなと思っていても...
...
どうにも止められなかった
...
すまなかった
...謝らないで
...
嬉しかった
...
今まで知らなかった...
...
あなたの姿を見られて
...
ありがとう...わっ!
...それじゃあ
...
自宅に戻って身体をスッキリさせ...晩メシにしよう
オヒメサマダッコ...フフ
...でも
ん?
こんなマネは...これきりだ
うん...
だけど...
えっ?
たまには...良いのかな?
...
あっ...スマン
うん...たまぁにはね!
まぁ...そうだな
ウフフ...
...それじゃあ行こうか?
ハイ!豊かでマニアックなひと時を...ありがとう
-恋人の突如の別れの言葉に我を失うガラス職人を試す魔性のオンナ!冷たくもアツい濃厚な駆け引きが今始まる- 完
---------
いやぁー!ヘンジンhinatane先生!
...
素晴らしいシナリオを執筆していただき...本当にありがとう!
それは良かったです...
やっぱりわたしが見込んだ通りだった
...
知的ながらも...
...
そこに見え隠れするエロティック
...
でも...下品には見えない
...
あなたのそのマル秘テクは唯一無二だ
...ありがとうございます
スタッフは勿論のこと...
...
主演の二人も"こんなシナリオは今まで見たことがない...hinatane先生の顔に泥を塗らないよう全力で挑む"と大絶賛だ
...そうでしたか
プロデューサーそして監督でもあるわたし...
...
通称《イヤフォンヘッコキジジイ》
...
あなたに喝を入れた甲斐があったというものだ
...かなりクサい喝でしたけどね
あなたのお返しも中々のモノだったが...
そうですか?
あぁ...そうだ
ハイ?
一週間後に現場で撮影があるのだが...
...
勿論...原作者として立ち合いをされるでしょう?
...そうですね
...
原作者として...確認する必要がありますよね
良かった!詳しい事は後ほど連絡を...
...よろしくおねがいします
あぁ...でも本当に良かった
...
これからも...あなたのBIG FANで居させていただく
...ありがとうございます
そして先生...
ハイ?
今回の作品のテーマ曲まで創っていただいて...感謝だ
...
【りゆう】そして【ことば】...
...AIに曲を付けてもらいました
うむ!ホントにこちらも素晴らしい2作品だ
...
あなたの知的でエロティックな作詞あってのAIだ
...
オープニングは【ことば】
...
エンディングは【りゆう】
...
...にさせていただこうと思っている
ハイ...おまかせします
ありがとう...
あ...こちらこそ
...hinatane先生
ハイ?
あなたが此処まで辿り着くまでには...
...
相当の苦労があったと思う
...
あなたのエッセイの数々を鑑賞して...
...
ヒシと感じる
...
おめでとう
...
よく乗り越えられたね
...ありがとうございます
では...先生
...ハイ
最後は二人で...アレで締めましょう
ちょっと待ってください...
...
ハイ...整いました
じゃあ3、2、1、のカウントダウンで...
...
それでは!3、2、1...
/
ビビビビビビビぃー
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