すきまsieben

...ん?

...

あれ...?

...

...サク

...

どこにいったの?

...

...ヨイショ

...

...どこだろう?

...

あっ...

...カナミ

起きていたんだね

あぁ...おっ

...居なくなったかと思った

...

わたしを置いて...

...

不安だった

...カナミ

...

オレは黙ってあなたを置いて行ったりはしない

...

今も...

...

そしてこれからも

...本当?

あぁ...

約束してくれる...?

もちろん!

...良かった

...考えていたんだ

えっ?

もしもオレが兄貴で...

...

兄貴がオレ

...

オレはあなたと付き合い...結婚

...

兄貴はあなたのことをずっと想いながら生きていき...

...

そしてオレが不在となったときに...

...

あなたと付き合う

...

逆の立場となっていたら...って

...

その事実を知った時...

...

計り知れないショックを受ける

...

その氣持ちは分かっているはずなのに...

...

オレの理性は崩壊したまま

...

再建を進めようとはしないし...

...

進めたくない

...

そんなオレは...

...

今の立場のままで十分しあわせだ

...

なんの不満も無い

...

...と言うのはウソだけど

...

やっぱり...

...

あなたと常に寄り添っていたい

...

けどそれは...ん?

...ごめんね

...

あなたと二人で生きていきたい

...

その想いはあるのに...

...

わたし...あっ

...いいんだ

サク...

分かっている

...

あなたの氣持ちは...痛いほど

...

元はと言えば...

...

学生時代のオレが悪かったんだ

... 

物おじせず...

...

あなたにキチンと告白すべきだった

...

なんとなく兄貴に遠慮してしまったところがある

...

そんな兄貴もきっと...

...

オレの氣持ちは知っていた

...

だからカナミと付き合うこととなったことを秘密にしていた

...

そんな氣がする...

...

...カナミ

ん?

ひとつ聴いてもいいか?

なぁに?

...本当のことを言ってほしいんだけど

...

兄貴よりもオレが先に告白していたら...

...

あなたはどうしていた?

...

...正直

ん?

わからない

...

けどもしかしたら...

...

断っていたかもしれない

...そうか

うん...

...それなら

ん?

今とそんなに変わらないか...

...あっ!でも

どうした?

独身のままで今のサクに告白されたら...

...

間違いなく付き合う返事をした

...

だって...

...

今もそうなんだもん

...

あなたと居るだけで...

...

身体が疼いて仕方がない

...

だから...あっ!

...闇夜に隠してもらおう

...

クレオメという名の秘密の部屋で起きている...

...

オレたちの秘密の情事を

 

 

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