すきまdrei

義姉さん...

サク!ちょっと!

...好きだ

...

ガキの頃から...ずっと

...

なのに...

...

兄貴のヤツ

...

オレに黙ってあなたと...

...

オレも告白しようと思っていたら...

...

アトリエの2階で既に二人は逢瀬をしていた

...

悔しかった

...

いつもそうだ

...

何でも兄貴が先

...

何でも兄貴優先

...

次男は長男のオコボレをちょうだいする存在

...

ほんの少しの産まれた順の差が...

...

こんなにも大きくなるなんて

...

...義姉さん

...

オレ...内心うれしかった

...

兄貴が単身赴任することになって

...

1年間とはいえ...

...

あなたはここに一人で居る

...

でも...

...

オレがあなたに今している行為は...

...

不貞に値する

...

だけど...

...

もう...辛い

...

義弟ヅラして...

...

あなたと接するなんて

...

そして...

...

どうしてもダメなんだ

...

どんなオンナと付き合ったって...

...

ずっとオレの心には...

...

あなたが住みついている

...

...カナミ

...

あなたを抱きたい

...

...分かっている

...

こんなことしたら...

...

でも...

...サク

...

...あなたの氣持ちはうれしい

...

だけどわたしには...あっ!

...

...

...カナミ

...サク...

...

どうして...うぅっ...

...

...

...もうダメだ

...

カナミ...

...

あなたをこの手で...

...

オレのモノにする

なぜ?

...

どうして?

...

ずっと...

...

実のきょうだいみたいに過ごしてきた

...

少しヤンチャで...

...

でもやさしくてユーモラスなあなた

...

そんなあなたが...

...

実兄の妻に対し...

...

"この手でオレのモノにする"

...

そんなこと...

...

決して許されない

...

そう...

...

許されない

...

なのに...

...

わたしの身体は...

...

あなたを許している

...

許しそして...

...

受け入れている

...

それは...

...

夫と過ごす時とは全く異なる...

...

心底から疼くよろこび

...

感じたことのない...

...

オンナのしあわせ

...

これを体験したら...

...

もう後には戻れない

なぜだ?

...

なんのために...

...

今まで耐えてきたんだ?

...

なのに...

...

それは一瞬で効力を失い

...

そして出てきたのは...

...

押し隠していた

...

本来の雄としての自身

...

そんな自身は...

...

実兄が単身赴任なのをいいことに...

...

一人留守をまもる妻を寝とる

...

思いがけず出来た僅かな隙間...

...

その隙間が存在していることを...

...

実兄は知らない

...

そしてその妻が...

...

自身の熱い情熱によろこび...

...

そして涙しながら...

...

"こんな体験したことがない"と

...

潤んだ瞳でそう囁く

...

何をしても器用な実兄には全く歯が立たなかった

...

だけど自身は...

...

唯一まさっている器用さが備わっていた

...

愛する女性を心身よろこばすことのできる...

...

雄としての...

...

最大のスキルが

 

 

すきまzwei        ∞       すきまvier