からす04

...ごめんね

...

待たせてしまって

...

そして...あなたに

...

少し施させてもらっていること

...

でも...安心して

...

あなたが恐れていることは絶対にしない

...

ただ...

...

少しだけ眼を...

...

閉じていてください

...

そう...

...

ありがとう

...何だ

...

いつも感じている...

...

安心感と温かさが

...

嘴を通して...

...

身体全体に広がっていく

...

そして...

...

身体がものすごく...熱い

...

更には...

...

今まで感じたことのない...

...

身体の重みと重力

...

あとは...

...

アトリエ、衣食住、仕事、社会、経済、身分...

...

人間が必要としているような情報が...

...

どんどん自身の頭に入っていく

...

パンクしそうだ

...

だけど...

...

不思議と平氣だ

...

きっとそれは...

...

そっと自身の顔を両手で優しく包み込み...

...

自身の嘴を...

...

人間の唇で温かく包み込んでくれているから

...

そんなあなたは一体...

...

何者なんだ?

...

...イヤ

...

それは愚問だ

...

息急き切って約束の場所へとやって来た...

...  

あなたが何者か

...

だなんて

...

やっぱりあなたは...

...

女神だったんだな

...

トリミ...

 

 

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