かめら5shot
...眠ったね
...
静かに閉めて...と
...
...あっ!
...サユ先生
お待たせしました!
イエ...そして
あっ!ピッタリ...
...浴衣なんて久しぶりです
ちょうど未使用の浴衣が押入に...
そしてシャワーやタオルもお借りして...
背広...乾くといいけれど
ストーブ付けていただいたので...きっと
あっ!いま飲み物を...
ありがとうございます!
えっと...
...
ノンシュガーのカフェインレスカフェオレとオーガニックハーブティーと無添加みかんジュース...
...サユ先生は?
わたし...?
あ...
...
ジブンはどの飲み物でも構わないので先生がお好みなほうを
じゃあ...オーガニックハーブティーで
ハイ!大丈夫です...
...フフっ
えっ?
あ...こういったやりとり
...
久しぶりだなぁって
...ユウナちゃんのお父さまと
えぇ...
...あっ!すみません
えっ?
ジブン...立ち入ったことを
イエ...氣になさらないでください
...壁に貼っている絵
...
あの時の宇宙人の絵
...
ユウナちゃんにとっての...
...広報カメラマンさん?
ハイ?
あの...
...
創ったシフォンケーキがあるんですけど...食べられますか?
...ハイ!
あっ!よかった...
...スイーツ男子です
...ウフッ!それじゃ
...木の薫り
...
すごく落ち着きますね
えぇ...
ここに暮されてからは...?
えっと...6年かな
...ユウナちゃんは5歳
ここに暮らしてからユウナが...
...
あっ!お待たせしました...
ありがとうございます!
...それではいただきましょうか?
ハイ!いただき...熱っ!
あっ!大丈夫...?
急ぎすぎた...
...フフっ
ん?
あ...イエ
...
彼もそうだったな...って
...セッカチ
えぇ...
そうか...
...
あっ!シフォンケーキもいただきます...
どうぞ...
...美味しい
よかった!
甘さ控えめで...ジブン好みです
...
...サユ先生
ハイ...
...先の話に関してなのですが
...
ごめんなさい
...えっ?
...本当は
...
身の回りがキチンと済んでから...
...
あなたに話したかった
...
初めてお二人と会ったとき
...
その彼女とは交際中でした
...
ジブンは将来を見据えた付き合いを本格的にして行こうと思っていました
...
だけどしばらくして...
...
彼女に浮氣を疑われたんです
...
もちろん浮氣していません
...
なぜそんなことを言い出すのか...
...
全く分かりませんでした
...
だからジブンは...
...
スマートフォンなどのデータなど...
...
全て見せました
...
"潔白だ"と
...
それでも彼女は"コソコソと付き合っているオンナがいる"などと言い掛かってきて...
...
さすがにジブンもそこまで言われたら...
...
そこで喧嘩になりました
...
そこから...
...
しばらく連絡を取らずにいると...
...
見たんです
...
彼女が知らない男性と腕を組んで街を歩いていて
...
カメラのメンテナンスで専門店から出たときに見かけました
...
おかしいと思い...
...
スマートフォンのビデオ動画を撮り...
...
あとを追いました
...
そうしたら...
...
入っていきました
...
ホテルに
...
信じられませんでした
...
怒りにまかせ...
...
電話しようとしました
...
だけど...
...
出てくるところをしっかり抑えないと...と思い
...
堪えました
...
そして数時間後
...
ニコニコとしながら出てくる二人をジブンは呼び止め...
...
彼女はビックリした表情でジブンを見ていました
...
意外とジブンは落ち着くことができました
...
役所の広報課に勤務している
...
そのことで冷静さを保つことができ...
...
できる限り落ち着いて...と思いながら話をしようとすると
...
"なんだよ!彼氏持ち?あっ!もう金輪際合わないし連絡取らないからゴメン!オレ帰るわ"
...
その場所に残された彼女とジブン
...
ジブンは問いただしました
...
"なぜジブンが浮氣しているなんて勘違いしているのか"
...
彼女は...こう答えた
...
"あなたの心の中に違う女性がいる"
...
"付き合っていなくても..."
...
"浮氣に値する"
...
...そこで氣づいたんです
...
サユ先生
...
その存在は...
...
あなただということに